糖質には強い中毒性、依存性があるとされています。
スイーツを食べて、満面の笑みを浮かべる人、多いですよね。人は、糖質を摂ると脳が幸福感を感じることが分かってきています。
逆に甘いものを食べないように我慢して、イライラしてしまったこと、ありませんか?
これは、糖質中毒の禁断症状と言えるでしょう。
糖質の摂りすぎは肥満や動脈硬化などの生活習慣病のリスクを高めます。さらには細胞の老化や認知症の原因にもなりうると言われています。
あなたはいくつ当てはまりますか?
「鍵」はケトン体!
私たちが食事で糖質を取ると、ブドウ糖に分解され、血液中を移動します。そして、ブドウ糖は全身の細胞に運ばれエネルギーとなります。
糖質は細胞の維持活動に必要な栄養素です。
しかし、今、私たちは必要以上に糖質を取りすぎています。
取りすぎた糖質(ブドウ糖)は、脂肪として体内に蓄積されます。
お砂糖の粒、あのザラザラが血管内を通ることを連想してください。糖質(ブドウ糖)が、血管内に増えると、血管を傷つけるのです。その結果、動脈硬化を引き起こします。
糖質のとりすぎは、体を劣化させるのです。
細胞を老いさせるのです。
一番の予防策は糖質を取らない事。
エネルギー不足にならないの?と心配になりますね。
ところが大丈夫なんです!
カギとなるのはケトン体。
通常、糖質からブドウ糖をつくるのですが、
糖質が体に入ってこなくなり、ブドウ糖をつくれなくなると
脂肪を分解してケトン体をつくり、ブドウ糖の代わりのように細胞に回ってエネルギーへと変換されていきます。
身体の糖質が無くなるとお腹がすきます。
その時に、脂肪を分解してケトン体となることをケトン体回路、糖の摂取を絶ち、脂肪を常にケトン体化して利用するようになることを「糖新生」と呼ぶそうです。
難しいことは何もありません。
糖質を取らなくても、食事に困ることはありません。摂取できるものは、たくさんあります。
一つ一つ、食事の専門家が教えてくれます。
辛いときも、心配な時も、一人ではありません。私たちが全力でサポートします。
さらに、体のバランスを整え、一緒に運動もサポート!
一緒に始めましょう!今、すぐに!
お米、小麦粉、お砂糖、
根菜類は取らないお食事です。
調味料の甘味にも気を付けます。それ以外は、お魚・お肉・お野菜などはしっかり食べてください。
鳥肉はどの部位でも食べられます。豚肉・牛肉は脂身の少ない部位を食べてください。
味付け、調理法の工夫は少し必要ですが、たんぱく質の摂取は大事です!
焼酎、ウィスキーなどの蒸留酒は飲んでいただいて大丈夫です。最近はやりのノンアルコールは、糖質0なら飲めます。
ご飯、パン、ラーメン、パスタ、うどん、そば、そうめん、シリアル、春雨、お好み焼き、たこ焼きなどの粉物
ジャガイモ、サトイモ、サツマイモ、山芋、かぼちゃ、とうもろこし、レンコン、ドライフルーツ(レーズン、干し柿、プルーン、ドライマンゴーなど)、果物缶詰(もも、パイナップル、ミカンなど)、バナナ、アメリカンチェリー、マンゴー、ブドウ
調味料:砂糖、蜂蜜、片栗粉、小麦粉、味醂、ソース、トマトケチャップ、チリソース、コンソメスープの素 / 飲み物:ぶどうジュース、リンゴジュース、コーラやソーダなど炭酸飲料、清涼飲料水、ミルクココア、ピーチネクター / お菓子:スナック菓子(ポテトチップス、せんべいなど)、和菓子(あんこ、大福、団子など)、洋菓子(クッキー、ケーキ、パンケーキなど)、ジャム、飴、グミなど
抵糖質な食材を使って、毎日の食事を組み立てましょう。
野菜や優秀なタンパク質である大豆、お魚やお肉をバランスよく食べましょう。
オリーブオイルやえごま油を使ったり、青魚を食べたり、塩分を取り過ぎない薄味にするなど、
より体に良い食材を選ぶことも、非常に重要なことです。
ただ痩せればよいと思わずに、体を健康な状態に持っていきましょう!
豚肉、鶏肉、羊肉、馬肉など肉類、さんま、あじ、まぐろ、ぶり、いわしなど魚介類、卵など、
ほうれん草、小松菜、キャベツ、セリ、レタス、水菜、白菜、にらなどの葉物野菜、
もやし、ブロッコリー、カリフラワー、アスパラ、カブ、ゴーヤ、貝割れ大根、ズッキーニ、白菜、ミョウガ、などの野菜、
アボカド、ラズベリー、ゆず、イチゴ、パパイヤ、レモンなどの果物
調味料:出汁、油(サラダ油、オリーブオイル、ごま油、ラー油など)、塩、酢、醤油など
飲み物:水、緑茶、ウーロン茶、麦茶、紅茶、ほうじ茶、コーヒー、
焼酎、ウイスキー、ウォッカなど蒸留酒、赤ワイン
その他:ワカメ、のりなど海藻類、キノコ類、大豆、豆腐、湯葉など大豆食品、チーズ、
お肉や魚をある程度食べられるのは糖質制限ダイエットの良さです。食事の基本でもありますが、ここのカテゴリーのものをゆっくり良く噛んで食べることが大切です。